加古川の水と播州の職人技がルイ・ヴィトンのパリコレを支える

兵庫県のオザワ繊維が開発した「パーリーコットン」が、ルイ・ヴィトンをはじめ、様々な高級ブランドから注目を集めています。加古川の清水で洗い、時間をかけてゆっくりと職人の技で織られた綿織物は、まるで絹のような光沢を持っています。国内のアパレルメーカーには残念ながら価格面で折り合いがつかなかったそうですが、ファッションの本場、ヨーロッパで認められるという素晴らしい実力。是非、応援したいですね。

欧州ブランドも注目、独自の播州織素材 オザワ繊維

 世界のアパレル大手が来年春夏物の最新作を出展する2009年秋のパリコレクション。ルイ・ヴィトンの作品は、オザワ繊維と関連会社が開発した生地「パーリーコットン」を使う予定にしている。綿糸に絹のような光沢を持たせたのが特徴。ルイ・ヴィトンブランドを展開するパリの企業に小沢国秀社長(42)が赴き、サンプルを提案した。